歯科衛生士とは1948年に制定された歯科衛生士法に基づく国家資格。
歯科予防処置や歯科保険指導をおこなう需要の高い専門職で、近年その重要性が取りざたされています。特に口腔ケアを継続的に受ける事が全身の健康に繋がるという研究データが注目されます。
口腔ケアの重要性が社会的に認知され歯科衛生士の業務が大きく評価される時代となってまいりました。
その一方で、結婚や出産などで現場を離れざるをえなくなりブランクが重なり復帰を果たせない方を多く見受けると同時に、働く事の出来る時間が子育てや介護で制限されて復帰を果たせないケースを多く目にします。
せっかく取得したライセンスも家庭の事情で活用出来ないケースを歯科業界で働いている方であれば目や耳にした事あると思います。
女性が働く事の出来る労働環境の整備が社会的に追いついていません。
妊娠、出産、育児の期間においては仕事と育児の両立は不可能とは言わないまでも相当な困難が伴い、困難の大半は女性が担います。この期間は実質的にキャリアはストップするので復帰のハードルが一層高くなりやすいのが今の日本です。
歯科衛生士を取り巻く状況改善に必要なのはブランクがあっても復帰しやすい「環境整備」に他なりません。
歯科衛生士の就業場所の9割は歯科診療所ですが、今後は介護現場での需要も予想されます。高齢者の口腔ケアは命に直結するので病院においても職業需要が急拡大していくと思われます。
歯科衛生士の数字的な数は増えていても、増えた数以上の離脱者がいれば意味はないでしょう。
歯科衛生士のキャリアを守り、臨床の現場で得た知識や技術を十分に発揮出来る環境を作るためには、医院の規模をある程度以上に大きくしなければならいでしょう。だから私はそこを目指します。
また、歯科衛生士になりたいと思っても、高額な授業料が支払えずにあきらめた方が少なくありません。
専門教育が必要なので仕方がありませんが、歯科衛生士になるのは膨大な時間と高額な授業料が必要です。
社会的ニーズの大きさの割には、真に歯科衛生士を活かせる社会環境を作れていないのをとてももどかしく感じます。この問題に対してイチ歯科医院が出来る事など小さいものですが、出来る範囲での支援策を考えました。
特に「2」の院内奨学金制度の関しては、毎年お受けできる人数は少ないですが、医院で学費を補助致します。学費を気にする事なく歯科衛生士になれるチャンスでもあるので、ご興味のある方はご一報ください。
対象 | 歯科衛生士になりたい方 |
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選考方法 | 書類審査と面接 |
人数 | 各年1名 |
奨学金 | 学費全額 中退,退学の場合は学費返還 留年した場合は自己負担 |
条件 | 卒業後当院へ就職して頂けること 卒後6年以上の勤務で奨学金返済不要 就労期間中の返済は原則不要 |
応募 | お電話にて承ります |