"北欧式予防管理型 根本的歯周病治療システム"と銘打たれたトータルヘルスプログラム（以下THP）は、当院で力を入れて取り組んでいる治療で、THPをお受け頂いた患者様のほとんが高い改善効果を挙げています。
痛みを伴わない治療なので、従来のような耐える治療を受ける必要はありません。
短期間で一気に口腔内の環境変化をもたらすTHPは、歯周病でお困りの方には推奨できる歯周病内科治療です。
THPの施術を受けられた方は、歯周病菌の検出量が大幅に減り状態が安定します。
歯周病の根本的な原因である悪玉菌を抑制する事でこれまでどうにもならなかった歯周病を改善させる事が可能です。その一方でTHPは完全自由診療でおこなう歯周病治療ですので、その事を十分ご了承頂いた上でこの先の記事をお読みください。
近年の研究で明らかになってきた事は、歯周病は糖尿病を始めとして様々な病気と深く関わりがあるという事です。心臓病や動脈硬化、肺炎、低体重児出産の原因となる事など歯周病の影響を上げれば枚挙にいとまがありません。
歯周病は誤嚥性肺炎の原因となる事も指摘されており、文字通り歯周病は死を招く重大な疾患を呼び起こす呼び水となっています。
歯周病は歯周病菌を原因として発症し、進行します。
菌の集合体の事を「プラーク」と呼ぶのですが、これが歯周病の温床となって様々な害を引き起こします。歯周病を防ぐ為には菌の増殖を抑え、悪玉菌を増やさないお口の中の環境作りが重要になりますが、これは簡単な事ではありません。
歯周病の治療は、歯石を破壊して状態改善を図りますが、治療のペースを上回る速度で歯周病菌が増殖すると悪化を止められません。
また、少しずつ細菌の感染力は上がるので簡単なケアでは追いつかなくなります。そこで歯ぐきにメスを入れて歯石を取り除くケースが多いのですが、痛みを伴う上に歯茎も下がってしまうので、患者様も外科的なアプローチには二の足を踏まれるでしょう。
部分的に治ってもその周囲からまた感染を繰り返すので 、外科的な処置のみに頼って歯周病を治そうとしても限界があります。
理想は、内科的治療（THP）ベースに治療を行い、どうしても取り切れない箇所でなおかつ必要と思われる部位にのみ外科処置を併用するという流れです。とはいえ、THPは外科ありきの治療ではないので、基本は歯茎にメスを入れません。
THPは口腔内の細菌叢に直接アプローチして歯周病菌の増殖を根本的に抑制する事を目的とした歯周病内科治療です。
THPは神奈川県伊勢原市のつじむら歯科の辻村先生が考案された治療法であり、このメソッドを用いた施術で全国の歯周病に苦しむ方が助けられています。また辻村先生の考えに賛同した日本全国の多くの歯科医院がTHPを導入しており、その症例報告を毎年THPのグループ医院内で集まって大々的におこなっています。
THPは５~８回の施術で口腔内細菌を善玉菌優位に立て直す事ができ、その効果はまさに「劇的」です。
自由診療なので保険診療に比べると料金が高額となるので実際には全員の方は難しいですが、時間とコストをかけてでも歯周病を根本的に改善して治したいという方には強くお薦めする事ができます。
以下の声は、患者様からよく頂くお言葉です。
当院のTHPの施術は全てトータルヘルスアカデミーにおいて認定を受けた4名の歯科衛生士が担当し、技術認定を受けた衛生士が施術します。
THPの認定歯科衛生士になるためには１年間かけて講習に参加し、かつ技術認定の試験をパスする必要があるので、歯科衛生士であれば誰にでも出来る施術ではありません。専門のトレーニングを積んだスタッフがTHPを担当致します。
| ①初回相談 | 60分無料 |
|---|---|
| ②検査~スタート | 血糖値の測定 プラークチェック（染め出し） 位相差顕微鏡で細菌チェック 歯みがき指導 歯周ポケットの洗浄 歯周病組織検査 PMTC ペリオプロテクト作成 |
| ③全顎SRP×3~6回 | スケーリング ルートプレーニング 全てTHPウォーター使用 使用薬剤各種の説明 |
| ④再評価 | 血糖値の測定 プラークチェック（染め出し） 位相差顕微鏡で細菌チェック 歯みがき指導 歯周ポケットの洗浄 歯周病組織検査 PMTC |
| ⑤メンテナンス | THP専用のメンテナンス 1~3ヶ月毎 |
| 費用 | 約14万円+消費税 メンテナンス1回1.3万~1.5万円+消費税 |
